ソフトバンクCS突破の裏側。「代えのきかない存在」を育てる組織づくり
2025年10月20日
CSファイナルステージ
第6戦。
ソフトバンクホークスが
日本ハムを2-1で下し
2年連続22度目の日本シリーズ進出を
決めました。
1勝のアドバンテージを持ちながら
第1、2戦と連勝して王手をかけるも
そこから3連敗。
崖っぷちの最終戦でした。
この日
決勝タイムリーを放ったのは
川瀬晃選手。
試合後、小久保監督は
川瀬選手について
こう語りました。
「シーズン中からあらゆる仕事をこなし
ホークスにはなくてはならない存在。
代えのきかないスーパーサブ以上の存在」
僕はこの言葉に
採用の本質を
見ました。
「代えのきかない存在」
これは
企業が本当に求めている
人材の姿そのものです。
しかし
多くの経営者が間違った
採用をしています。
「とりあえず人手が欲しい」
「誰でもいいから採用したい」
そんな発想で求人を出していませんか?
僕が相談を受けた
ある飲食店の経営者が
います。
「アルバイトがすぐ辞める」
「何人採用しても定着しない」
そう悩んでいました。
求人票を見せてもらうと
時給と勤務時間だけ。
「誰でもできる仕事」
という雰囲気が漂って
いました。
「これでは人は定着しませんよ」
僕はそう伝えました。
ソフトバンクが川瀬選手を
「代えのきかない存在」に
育てたように
企業も採用する時から
「この人を代えのきかない存在にする」
という覚悟が必要なのです。
そこで、一緒に考えました。
このアルバイトの仕事を通じて
・どんなスキルが身につくのか?
・どんな成長ができるのか?
・どんな役割を任せられるようになるのか?
それらを求人票に書き込んだのです。
「接客スキルが身につきます」
「半年後にはシフトリーダーを任せます」
「1年後には新人教育を担当してもらいます」
結果はどうだったか?
応募の質が変わりました。
「ここで成長したい」
「責任ある仕事がしたい」
そう言って応募してくる人が
増えたのです。
そして、採用した人は
長く働いてくれるように
なりました。
なぜか?
自分が
「代えのきかない存在」になっていく
実感があるからです。
川瀬選手があらゆる
仕事をこなしてチームになくては
ならない存在になったように
あなたの会社でも
社員を「代えのきかない存在」に
育てることはできます。
そのためには採用の段階から
「この人をどう育てるか」を
考える。
そして、それを求人で
きちんと伝える。
これが、これからの採用の鍵です。
あなたの会社は
「代えのきかない存在」を
育てる覚悟がありますか?
それを求人で伝えられていますか?
川瀬選手のような人材は最初から
いるのではなく育てられる
ものなのです。

